top of page
LinkedInの充実させ方

 

このページでは、LinkedInを始めた際の基本アシスト機能でカバーされない項目について紹介します。

自分のプロフィールを”Personalize”して充実させることで、企業側からの検索に現れる確率が上がり、より効果的にLinkedInを利用することができます。

まずはLinkedInで自分のアカウントを作り(無料)、LinkedInのアシスト通りに基本のページを作ってしまいましょう

1. About (summary)

このセクションは、自分がいかに魅力的な人材であるかを2,000字以内にまとめてアピールするためのセクションです。

i) 方法

Summary文を加えるのは、至って簡単です。

自分のアカウントに行き、 “Add profile section”を押し、そのタブから“About”セクションを見つけます。そして“Summary”を加える選択をします。

ii) 何を書くか

当たり前ですがこれが最大の問題で、時間をかけてよく考える必要があります。

いきなり文を書くことは難しいので、まずは以下の点について思いつくことを沢山思うがままに書き上げてみましょう。

  • 誰に向けてLinkedInを使っているのか?

LinkedInを使って、どのような人たちに自分を知ってもらいたいのか?どのようなキャリアパスを考えているのか?といったことを考えてみましょう。

具体的には、今現在理想とするキャリア設計のために必要なコネクションや、スキルアップ出来る企業…をターゲットとして考えてみると良いと思います。様々な経験をするにつれて興味も変わったら、必要に応じて変えます。

  • 自分の魅力は何か?

次は、その人たちに何を知ってもらいたいのか?何が自分の強みなのか?何を彼らに期待しているのか?を考えます。

例えば企業での研究職やアカデミアを考えている場合は、自分の研究内容をまとめたものを書くと良いでしょう。具体的には:

  • 研究テーマは何か?

  • 何を達成したか?(具体的に数字を持って表せるとなお良い)

  • 現在どのようなポジションにいて、何を得意としているのか?

  • 何に対してPassionを持っているか?あなたのValueは何か?

 

iii) 書いてみる!

上記のメモを元に、とりあえず何個か文を書いてみましょう。一つ最高の文を書こうと思うと、書き始めるのも書き終わるのも大変なので、まずは稚拙でも良いので、何個も書いてみましょう。基本的には一人称を使って、ターゲットに語るように書きます。

 

それでも書き始めるにはハードルが高いと感じる場合、書くためのヒントとして、同じ分野の人(似たような研究内容等)のLinkedInプロフィールをみて、参考にすると良いでしょう。

 

iv) 読み返す

書いてみたいくつもの文をじっくり読み返して、主に以下の点について確認しましょう。

  • あなたのターゲット(雇用主、企業)が欲しいと思う技術・バックグラウンドについてアピール出来ているか?

  • もっとこの人について知りたいと思わせる文章か?

  • あなたらしさを伝えることができる文か?同様のバックグラウンドを持った他のユーザーと区別化できるものか?

  • 読みやすいフォーマットか?ぎちぎちに書いてしまわず、改行をする等に気を遣う。

 

英語が母国語ではない人は、ネイティブチェックを受けることをお勧めします。それから、ぜひ友人やキャリアセンターの方等の第三者に添削してもらいましょう。


 

2. Headline 

1文程度で自分の現在のポジションやセールスポイントをまとめた文のことです。

このHeadline文は、自分の名前の下に以下のように表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの人がこのHeadlineにただ現在のポジション (例:Ph.D. student at XX university)を書いています。しかしPh.D. studentというタイトルや所属だけでは、あなたはその他大勢の人と一見何も変わりません。

興味を引くHeadline文が名前に付随していることで、自分を他の所属が同じユーザーから区別化することができ、リクルーターやコネクションを探しているユーザーからプロフィールを見られる率やコネクト率が上がります。

i) 方法

Headline文を自分のアカウントに加える方法は、いたって簡単です。上の画像の右に位置するえんぴつマークをクリックすると、名前の下に”Headline”が現れるので、そこに書き加えます。

ii) 何を書くか

このHeadlineは、上記にあるSummary文をより短く端的にまとめたものです。以下の点についてまとめることが一般的です:

  • 現在のポジション(Ph.D. student at XX university)

  • 現在の仕事や研究の内容

  • 大きい功績(あれば)

 

求職中であることをアピールするために “Aspiring”という形容詞や、“Looking for jobs” (そして特定の探している仕事のイメージがあればそれも明記する)といった言葉を持って、LinkedInを使っている目的を明確にすることもあります。


 

3. Experience

プロフィールのExperienceセクションを充実させましょう。

Experienceとして加えるコンテンツは、インターンシップや就業経験、それから大学(院)で行った研究等の活動です。

 

この際、以下のことに気をつけるとより良いコンテンツになります。

  • 出来るだけ具体的に、以下のことをもり込んで書く

    • 使った技術は?(医学、生物学系の研究の場合: PCR, sequencing, Western blotting, ELISA…)

    • 自分が持っている”Transferable skill”は何か?

      • Transferable skillとは、特定の研究テーマでのみ使われるスキルではなく、そういった研究に取り組む過程から得た、他の仕事にも通ずるスキルのことです。

      • 例: Creating theories, identifying problems, initiating new ideas, managing the projects, mentor undergraduate students…

  • 何を達成したのか?

    • 具体的に数字をもって、何を成し遂げることができたのかを書く

    • 出来るだけ平素な文で書く

    • 簡潔に書く

    • スキルや仕事の成果を証明する書類があれば、アップロードする(Certificate, publications等)

例:Implemented marketing strategies to promote newspaper to target populations, increasing online readership by 43%.(マーケット戦略を実施し、オンラインでの読者数が43%増えた)

 

参考:フロリダ大学のキャリアセンター​​

Experienceはプロジェクトごとに一つの入力として入れます。その、同じ学校/企業を選択すると、以下のようにコンテンツが繋がって表示されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4. Skill

Experienceセクションでもスキルを交えて書きましたが、このSkillセクションでは、それらのスキルを列挙します。

この時、Molecular biologyの様におおざっぱな分野を書くのではなく、その分野の中での特定の具体的なスキル(PCR, western blotting…)を列挙すると良いです。

 

このような研究で使う技術以外に、上記の”Transferable skills"も書くと良いです。例えば Facilitating discussions, Solving problems, Defining needs, Managing conflicts… といったものです。

こういったスキルは、かなり普遍的で誰でもできるだろう…と思えるかもしれませんが構いません。ターゲットのニーズや自分の強みを考えて、書き出してみましょう。

Transferable skillsの例は、各校のキャリアセンターにリソースとしてまとめられていることが多い他、ネットで検索をすると簡単に出てくるので、参考にすると良いです。

LinkedIn2.png
LinkedIn1.png
LinkedIn3.png
bottom of page