CVの作り方
CVとは、一般的にアカデミアと呼ばれる大学や研究所などへの就職活動に用いられる履歴書です。
アメリカでの就活に欠かせない書類の中に、日本語では同様に履歴書と訳されるResumeがありますが、その違いは提出先と内容にあります。
アカデミアと企業という大まかに分けた二つの就職先において、候補者を選定する上で重視されている点について、まとめられた以下の図を参考にしてください(マサチューセッツ工科大学キャリアセンターより)。
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https://capd.mit.edu/jobs-and-internships/resumes-cvs-cover-letters-and-linkedin/cvs
要約すると、アカデミア就職で重要となるのは Research, publishing, teaching (Key Skills sectionより)であるから、CVには詳細に研究経験、発表論文や教育の経験について書くことが必須です。CVの長さには上限がなく、就職活動だけでなくグラント(研究資金)や奨学金への応募の際にも用いられます。
逆に企業就職においては、具体的にどのような企業の役に立つスキルを持っているのかを、簡潔に書くことになります(Resumeの書き方リンク飛ぶ)。
内容
1.Header
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名前:中央上部に配置する。
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住所:大学のものではなく、自分の住所を書く。アメリカの場合、自分の住む州と市まででも良いが、書かなくても良い。
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電話番号
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メールアドレス
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自分のウェブサイトやLinkedInのアドレス
2.Education, research and work experience
このセクションは自由度が高く、以下のような項目について、自分の経歴に応じて記載します。
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Education
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Dissertation Title or Topic
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Fellowships/Awards/Honors
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Research Experience
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Teaching Experience
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Other Professional Experience, e.g., Industry Experience, Government Experience
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Presentations
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Publications
これらの順番に特に決まりはなく、希望しているポジションが必要としている条件がある場合、そういった重要な項目を優先的に書きます。
また、referencesやlanguage skill等も入れて構いません。
海外大学院留学に関するウェブサイトでもCVについての説明があるのでそちらも参考にしてみてください。(リンク)
以下はSample CVがいくつか載っているページです、参考にしてください。
https://capd.mit.edu/sites/default/files/jobs/files/sample-cvs.pdf
https://beam.stanford.edu/sites/g/files/sbiybj10676/f/stanfordphd_pmw_18-19.pdf